炊飯時に卵もいれたら炒飯みたいになるか

いつだったか、”炊飯器だけで作れるお手軽チャーハン”というレシピをチラ見した記憶があます。

要はご飯を炊くときに卵も一緒にいれることで、ご飯全体に卵がいい感じで加熱されるんだろう(炊き込みご飯作るイメージ)、と勝手に思い込んでおり、水と卵を一緒にいれるから卵がふわふわになるのか?などと考え、てきとうに作りました。

結果、炊飯器を開けた瞬間に後悔。まあそうなるよねという失敗をしており、不味くてマヨネーズの助けなしには食いきれませんでした。
他の誰かが同じ失敗をしないために、多分誰もしませんが、不味い卵飯レシピをご紹介しましょう。

IMG_5535.jpg

目次

1、卵を加熱する
2、「卵先入れ炊飯」レシピ
3、食べた感想
4、これからの炒飯に活かせそうな発見

このレシピを参考にしようか迷う方はレシピと感想を読んでみて下さい!

1、卵を加熱する

卵の食べ方は様々です。生・半熟・茹で卵、卵白の泡だて、卵黄の乳化を利用するなどあらゆる料理に使われます。

今回は炊飯時の加熱によって卵を調理しようとしているので、卵の固まる温度についてまとめてみます。
卵の温度変化.png
となります。
画像が汚くてすみません。反省してます。
半熟卵60℃くらいで卵白が白くなる温度で作り、温泉卵70℃くらいで卵黄が固まり卵白が半熟の温度、茹で卵80℃以上の温度で12分くらい茹でて作ります。
茹で時間、茹で方などは、検索すると簡単・時短レシピが沢山でてきて面白いです。

ご飯を炊くとき炊飯器内はどのような温度変化になっているかというと、
炊飯器内の温度.png
のようになっているらしいです。(炊飯器、加熱するもの(ご飯の量とか)などにより一定ではないと思いますが。)

さて、今回は水、米、溶き卵、油を炊飯器にいれ炊飯スイッチを押しましたが、失敗でした。先ほど卵の加熱温度と炊飯器内の温度変化について書いたように、ご飯を炊くための加熱では卵が固まりすぎてしまうのです。

茹で卵をさらに過熱し続けた状態で、卵黄に含まれる鉄、卵白の硫黄が結合して硫化鉄が生成されてしまいます。そのため、炊きあがったご飯に固く、しかも黒っぽく色づいた卵がまとわりついてしまったのです。

ちゃんと調べてみると、”炊飯器で作る炒飯”とは、ご飯が炊きあがった後に卵をいれ余熱で火を通すようです。余熱で十分なんです。炊飯はやりすぎなんでした。
その他にヒットしたレシピとしては、味付きのご飯(結局炊き込みご飯に分類されるのだろうか。塩コショウとかうま味調味料とかを全部入れて炊いたご飯)に、鍋で半熟気味に卵を炒めご飯に混ぜ合わせるというレシピがありました。

いずれにしてもご飯と卵を一緒に加熱するというレシピはありません。
油の量を増やせば卵黄の乳化作用で水分と油が混ざり蒸発して固くなりにくいのでは?と思いましたが、今回作った感じでは油の量を大量にいれないと影響はなさそうです。

結論としては、炊飯スイッチ1つですべて終わらせることは不可能、ということです。
(工作的な、コナンのトリックみたいな工夫をすれば可能かもしれませんが。例えば氷で卵を囲って炊飯器の天井に貼り付けてとか?ならスイッチ一つでできるかもしれませんね。簡単な仕組みでは不可能ですよね?多分)

今回は卵の固まる温度を考慮していなかったゆえの失敗です。レシピも感想もいらない気もしますが一応記録しておきます。



2、レシピ

——-作り方——-
材料
ご飯:1合 (150g)
卵:1個
水:220ml
油:6g

手順
①卵を割り溶いておく

②米を研ぎ、ざるにあける
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③米を研いだ際に吸った分の水を含めて220ml(=g)になるように水を入れる
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⑤溶き卵を入れる
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⑥油6gを注ぐ
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⑦炊飯スイッチを押す
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⑧完成!
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3、食べた感想(良いとこも悪いとこも)

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・まずい。久々に食べたくない料理にであった。固まりすぎた卵がご飯と共に固まり、写真のようなブロック状に割れていた。

・黒っぽくなった卵は味もまずい。マヨネーズとか味の強い、かつ滑らかな触感にしてくれるものをかけないときつかった。
・卵の影響のないところ(底の方)は普通に食べた。
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4、これからの炒飯に活かせそうな発見

・炊飯器の底の方は、卵の影響がなく普通のご飯だったことから、意外と炊飯により米などは掻き回されず炊飯前の状態が保存されることが分かった。(炊飯前に卵を全体に混ぜず、写真の状態のまま炊飯したことで表面だけが卵の影響を受けた。)
・卵の変性温度、加熱時間をちゃんと考慮する。
炊飯器の蒸らしをつかって卵を加熱してみると鍋を使わずに作れそう
・卵黄の乳化作用が一番働く温度を調べれば、よりふわふわな卵になる
温度、時間、油を考慮した卵の加熱が大事ですね

今回の炒飯実験はレベルの低いtry and errorとなってしまいましたが、こういうところから見えてくることもあるのでしょう…
いつか卵の乳化について、温度別でどれだけ油を吸うかを実験してみようと思います。
次の記事では、発泡酒でお米を炊き、そのご飯で炒飯を作ってみます!(意外と普通でした)
時間があるときにぜひ読んでみて下さい!!
関連記事:「炒飯のパラパラさに油は必要なのか?」

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