炒飯のパラパラさに油は必要なのか?

前回の記事では、混ぜやすさ、口当たりのなめらかさ、旨み、が油の影響を強く受けていることが判明しました。

今回は、前回でははっきりしなかった、
「油の炒飯に対するパラパラさへの影響」
を調べてみます。
油後入れ 炒飯トップ.png

目次

 

結論だけ知りたい方は3.まとめだけ読んでいただければOKです。


1.予想 「油をひかず、ご飯を生卵でコーティングして (卵かけご飯状態) 炒める。そのあと油をひき、再び炒めれば油が炒飯のパラパラさにあたえる影響力が分かるのでは?」

タイトルの通り、炒飯のパラパラさの油による影響を調べてみます。
どのような流れかといいますと…
先にご飯と生卵を混ぜておき、お米を完全に卵でコーティングしておく。

油をひかずに炒めてみる。

皿にあけ、パラパラさを見る。

鍋に油をひき、加熱する。

先ほど作った炒飯を鍋にいれ、再び炒める。

炒飯を皿にあけ、パラパラさを見る。

油が炒飯に対するパラパラさへの影響がわかる?

予想の検証をしていきましょう!
(パラパラ炒飯の作り方として、結構人気な方法です。通常はコーティングした後油で炒めます。この方法で炒飯を作ると、いわゆる黄金炒飯となります。しかしご飯に卵がまとわり付きすぎて、「ぼそぼそになる。味がぼける。」という意見もあります。が、パラパラになることは確かなので、味の完成度は無視しましょう。)

今回もなるべくシンプルな炒飯で試してみます。

— レシピ —

材料

ご飯:1膳
卵:1個
醤油:小さじ1/2
塩・コショウ:2つまみくらい
油:小さじ2

手順
溶き卵とご飯を混ぜる
油なし 卵先入れ 2先入れ卵.JPG

鍋をあたためる(これからずっと中火)

たまごかけご飯を炒める
油なし 卵先入れ 4炒め.JPG

塩・コショウをふりかける

醤油をご飯のないところから加え、香りを立たせたあと全体になじませる

皿にあけ、パラパラさを見る
油なし 卵先入れ 1出来上がり.JPG

鍋に油をひき、加熱する
油後入れ 卵先入れ 炒飯 2油ひく.JPG

再び炒飯をいれ、炒める
油後入れ 卵先入れ 炒飯 4炒飯投入.JPG

油後入れ 卵先入れ 炒飯 7混ぜ.JPG

皿にあけ、パラパラさを見る



2.予想の実験結果

油をひかない場合
確かに米一粒一粒がコーティングされて、米どうしがばらばらになっていたがパラパラではなくぼそぼそだった
前回の記事どうよう、ご飯と油を使わずにつくったスクランブルエッグを混ぜたような感じだった。
油なし 卵先入れ 5完成.JPG

油をひいて再び炒めた場合
炒飯をいれまぜると、すぐに全体がほぐれパラパラになった
卵が水分(油分?)を取り戻したような状態になり、口当たりがなめらかになった。
味も厚みがでて、うまかった。
油後入れ 卵先入れ 炒飯 1出来上がり.JPG

3.まとめ

油にいれたとたんパラパラになり、炒飯のパラパラさに油は不可欠
・また全体が混ぜやすくもなり、味付け、加熱のムラをなくすためにも必要。
・口当たりがなめらかに、味も格段に良くなる。
 炒飯にはある程度油が必要である!!!!

4.今回の課題と、次回のへの挑戦

今回
油をいれるとパラパラになるという影響は分かったが、油の、炒飯の味、香りへの影響具合は分からなかった。

次回
油に、にんにく、生姜で香りづけをし、出来上がった炒飯への味、香りへの影響を調べる。
(香りづけの方法も少し考えていきます。)
読んでいただきありがとうございました!
次の記事も是非!
関連記事:「炒飯に油は本当に必要なのか?」
別サイトですが、炒飯の材料や道具の役割について結構詳しく解説しています。よかったら覗いてみて下さい!http://ankagohan.blog.fc2.com/blog-entry-11.html
http://ankagohan.blog.fc2.com/blog-entry-12.html

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