「桜エビ炒飯」簡単に彩と香りを!

今回は小エビ(お好み焼きとかにいれる様の乾燥したエビです。手軽に使えて便利。)を炒飯に入れてみます。

特に工夫しなくても、ちゃんと味、香りがします。
小エビは、長期保存もでき、安いし、炒める時に混ぜるだけで出来てしまいますが、味は結構レベル高いですよ。
ノーマル炒飯に飽きたという方にオススメですよ!

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目次

1、小エビを炒飯に入れる際に考えたこと
2「小エビ炊飯」レシピ
3感想
4炒飯の進化に活かせそうな発見

このレシピを参考にしようか迷う方は感想を読んでみて下さい!

1、小エビを炒飯に入れる際に考えたこと

冒頭でも少し書きましたが、小エビ (乾燥したやつ。100円くらいで買える。) は、炒飯の具材としてとても優れています。

どこが優れているのか、ざっと挙げてみると、
・安い
・長期保存できる
・乾燥してるので炒飯がべちゃつくことを考慮しなくていい
・軽く加熱するだけでしっかり香る
・ピンク色っぽい彩りが炒飯をうまそうに見せる
(コントラストもそうですし、暖色が美味しそうに見せる効果もあるので)
・切ったりしなくても米と丁度いいバランスの大きさ
・いれるだけでいい
(茹でとくとか、生だと食べれないとかがない)
です。

こうしてみるとこれ以上ない最強の具材に見えますが、触感 (硬いし、平たいと噛みずらく口に残りやすい) と味のレベル (やはり実がしっかりあるエビを茹でたりして使った方が、風味、味は格上です) が弱点です。

ですが、それでも超簡単にそこそこ美味しい炒飯を作るには、”小エビ”は優等生でしょう。
さて、そんな小エビを炒飯にいれようと思うのですが、「小エビを粉末状にしてみたらどうなるだろう?」と思いつきました。

扱いとしては、塩、コショウ、だしの素、七味唐辛子などと同様に、振りかけることで全体に味つけできる粉末調味料、のような扱いです。
さっそくすり鉢でゴリゴリやってみたのですが、
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硬いためく平たいため、圧縮されるだけで、全然粉末状になりません(マッチョならできるかも)。小エビを粉末にするには、包丁やハサミで地道に小さくしていくか、ミキサーでガーっとやったほうが良さそうです。

(ミキサーを持っていなのでよくわからないのですが、粉とまではいかなくても米粒より小さくなるのではないかと思いますが、根拠なしの勘です。)
ということで粉末状にするのは断念し、そのまんま使います。



2、「卵先入れ炊飯」レシピ

——-作り方——-
材料
ご飯:0.5合
卵:1個 (50gくらい)
塩:1.3g
白コショウ:0.2g
濃口醤油:小さじ1/2
ごま油:小さじ1/2
キャノーラ油:小さじ4
小エビ:2g

手順
①塩、コショウ、桜えびを計量し (さっと、かつまんべんなく振りかけることができる状態にしとくのがベスト) 、暖かいご飯0.5合を皿に広げ、卵1個を軽く (卵白が残りつつも、こしはいくつかに切れてるくらい) 溶いておく
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②中華鍋を強火にかけ、空焼きする (ここから最後までずっとMAXの強火)
(中華鍋なんかねえわ。という方はこれから下はずっと中火で、なるべく火から離さないように炒めてください。強火の方がいいですが(時と場合によりますが。)、表面の加工がとれてしまう鍋もあるので(鉄鍋とか高火力に対応してる鍋なら下のレシピ通りにやってください)中火でいきましょう )

③油をしき、全体になじませる
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④大抵のガスコンロは一定温度(確か240度)になるとピッとなって火が弱まるが、そうなったら底の油の溜まったところに溶き卵を手早くいれる
(中華鍋でない方はこの辺は無視で。カセットコンロ派は軽く煙が立っていることを目安にしましょう。240度は煙もくもくでやり過ぎらしいですが、いい目安になるのでそうしてます。)

⑤卵がぷくぷくと膨れ、揚がってる感じになるが、真ん中の部分が生っぽくなってるはずなので、お玉などを使って卵全体が半熟になるようにかき混ぜる (3秒くらいで)
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⑥すぐにご飯を卵の上に投入し、お玉の背などでご飯を卵に押し付けるように絡ませる
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⑦切るように混ぜたり、ご飯粒の塊を軽く叩いたりして米1粒1粒がバラバラになるようにする
⑧ご飯全体が卵と絡みパラパラになったら、ご飯を全体に広げムラができないよう塩、コショウを振りかける
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⑨お玉などでかき混ぜたり、なるべく火から離さないようにあおったりしてよく混ぜる

⑩小エビをいれる
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⑪軽く混ぜ、エビの香りが強くなってきたら鍋肌から醤油、ごま油を回しいれる
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⑫お玉などを使って混ぜつつ、3回くらいあおる

⑬皿に盛る (醤油、ごま油いれてから15秒くらい)

⑭完成!!!

3、感想(良いとこも悪いとこも)

・うまい。彩がいい。香りがいい。
・具としは物足りない感じもする。やはりしっかり実のあるエビの方がうまそう。
・歯ごたえがあまりない割に、噛み切りにくいので口に残りやすい
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↑夕方のようですが朝です

4、炒飯の進化に活かせそうな発見


・小エビはすり鉢では粉末状にならない

予想通り美味しくできましたが、新たな発見はあまりありませんね…
ですが手軽かつ美味しいのでオススメですよ。
次の記事は福神漬けを炒飯にいれてみました。これまた驚くべき発見はありませんでしたが、それなりに美味しかったです。

暇な時にでもぜひ読んでみてください!

彩りいい関連の炒飯:五目炒飯の具を考える〜カニカマ・干し椎茸編〜

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