炒飯を作る際に油は必須なのでしょうか?
ノンオイルでも炒飯は作りやすいのか、また美味しいのか、作ってみた感想を書いていきます。
1. 炒飯における油の役割は?
炒飯を作る際、油には以下のような役割あると思います。
・焦げ付きにくくなる
・卵と油が乳化(混ざりあう)し、パラパラ炒飯になる
・コクがでる
・舌触りが滑らかになる
・風味が増す
・食材が油をまとうことで冷めにくくなる
このように、油を使うことで色々とメリットがありますが、もし油を使わなくても美味しい炒飯ができるのであれば、お手軽かつまたヘルシーな炒飯になりそうです。
そこで実際に油を使わずに炒飯を作ってみて、結果おいしい炒飯ができるのか、個人的見解を書いていきたいと思います。
ただ、単純に油をしかずに卵を炒め、そこにご飯を絡めるだけでは、スクランブルエッグに白飯を混ぜている感じになりそうです。
できれば卵とご飯が軽く絡んだ状態で、卵がご飯をコーティングし若干パラパラにでもなってくれると嬉しいです。
そこで、今回の油なし炒飯は以下のように作りたいと思います。
・油を使わずに、卵→ご飯→調味料の順に炒める
・卵を半熟まで加熱し、そこで一度火を止めてご飯と混ぜる
・くっつきにくい表面が加工された鍋を利用(テフロン加工やマーブル加工)
では実際に美味しい炒飯となるのか検証してみます。
結果が分かりやすいよう、シンプルな炒飯を作ります。
卵:1個
醤油:小さじ1/2
塩コショウ:2つまみくらい
手順
手順
①鍋をあたためる(ずっと中火)
②溶き卵をいれる
③半熟になったら火をとめ、ご飯をいれる
④ご飯をほぐしながら卵でコーティングさせる
⑤塩・コショウをふりかける
⑥醤油をご飯のないところから加え、香りを立たせ全体になじませる
⑦ムラができないよう混ぜたら完成!
2. 結果
主に以下の3つの理由で、油なし炒飯は作るべきじゃないなぁと感じました。
作り方を工夫すればましになるかもしれませんが、これなら同じ食材で卵かけご飯にした方が美味しいと思います。
① ぼそぼそ!
口当たりがぼそぼそしてます。水分を奪われる感じ。
② 混ぜにくい!
卵とご飯が鍋の上で滑らず、また米同士がばらけないため、全体的に混ぜにくかったです。
鍋をふってもご飯が滑らないので、しゃもじで切るように混ぜたり、ひっくり返すように混ぜました。
また途中で火を止めて半熟卵とご飯を混ぜましたが、火を止めて温度が下がることで卵とご飯が硬くなり、より混ぜにくくなりました。
③ 物足りない味!
味は、旨みが少なく、パサパサしたスクランブルエッグとご飯を混ぜたような物足りない味でした。
3. 今後の展望
今回、油をしかずに炒飯を作り非常に混ぜにくかったですが、油はどのくらい炒飯のパラパラに影響しているのか気になりました。
よって次回は、
① 炒める前にご飯と卵を混ぜておき(お米が卵で完全にコーティングされている、卵かけご飯状態)、油をひかずに炒め、炒飯を皿に取り出す
② その後、鍋に油をひいて加熱して、再び更に取り出しておいた炒飯を炒める
という調理をすることで、油を加える前と後とでどの程度パラパラになるのか調べて見ようと思います。
読んでいただきありがとうございました!
次の記事も是非!
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おいしそうですね
ありがとうございます!