梅干があったので炒飯にしました。
あまり工夫はないですが、参考程度に、暇であればご覧下さい。
ご飯1膳に対して、梅干は1粒でいいと思ったので、塩もコショウもしません。
卵は半熟で加熱をやめ、ご飯と混ぜ、醤油で香りづけしシンプルに仕上げます。
無難に美味しいですよ。
目次
1. ”梅干しおにぎり”と”炒飯”の塩の割合
梅干はおにぎりの定番です。
おにぎり1つに対して1粒の梅干しがはいっていることのが基本スタイルですが、その梅干の塩分とご飯の量について考えてみます。
上の写真の表記をご覧下さい。シールに下にも2粒の梅干があるとすると、全体で110gなので、
110g ÷ 10粒 = 11(g/粒)
となります。更に、塩分約8%のようなので、
11(g/粒) × 0.08 = 0.88(g/粒)
で、つまり1粒0.9gくらいの塩が含まれているということです。
私はいつも、ご飯一膳分に対し、1.3gの塩を加えて炒飯を作っていますが、それに比べると梅干しおにぎりは塩の割合が少ないようです。
つまり、梅干しのように具がしょっぱい梅干しおにぎりの様なものと、炒飯のようにご飯そのものに塩気のあるものとでは、塩味の感じ方に差があるのでしょう。
満足感という意味で、塩分を控えるべき方は、局所的にしょっぱさを感じやすい梅干しのような具を入れたほうがよいのではないかと思います。炒飯に直接味付けをするのは思いのほか塩分を摂取してしまうでしょう。
ということで、梅干を炒飯の具にして全体に塩は振らないことで、摂取する塩分量を減らしつつ、満足感はそのままなレシピです。はい。健康気にするなら炒飯はそもそも控えたほうがいい気しますが…
2. 「梅干し炒飯」レシピ
それではレシピです。簡単ですよ。
写真左下に銀色の大さじの容器に塩と黒胡椒が写っていますが、間違って計量したのを移してしまいました。すみません…
—-調理手順—-
①梅干し:1粒の種を取り出して軽く刻んでおき、卵:1個を軽く溶き、ご飯:0.5合を皿に広げておき、醤油:小さじ1/2を準備しておく
②強火で鍋を空焼きし(中華鍋の場合。普通の鍋であれば空焼きの必要はないです)
、煙が軽くでてきたら油:小さじ4を注ぎ馴染ませる
③しっかり加熱(20秒くらいは火にかけ続ける)してから、溶き卵を油の溜まったところに一気に注ぐ
④お玉でかくように混ぜ卵全体を半熟にしたら、鍋から出しご飯の上にのせる
⑤箸などで米1粒1粒ががうっすら黄色くなるように、ご飯と卵を絡ませる
⑥ご飯ごと鍋に戻し、残っていた油で炒める
⑦ご飯全体がほぐれ、卵が固まったら、刻んでおいた梅干しを散らす
⑧火から離さないようによく全体を混ぜたら、醤油:小さじ1/2を鍋肌から回しいれる
⑨15秒くらい炒めたら火を止め皿に盛る
3. 感想
・割と優しい味
・塩気に物足りなさは感じない
・卵のの半熟度合いが生よりで、米粒をコーティングする卵の層が厚く、少しぼそぼそとしてしまった。写真よるもう少し加熱すべきだった。
4.何が言いたかったか
つまり、梅干しをいれると塩を振らなくてもそれなりに美味しくなるってことです。
内容の薄い生地でしたが、美味しいのは美味しいです。おにぎりの具、という流れで、鮭とかも塩なしで美味しい炒飯になりすですね。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
塩味ついてる具関連:さば缶炒飯~純粋にうまい~
—–追記—–
おにぎり1つに梅干し1粒が入っていると、塩気の量としてちょうどいいと感じると書きましたが、これはおにぎりが冷めることが前提なのかもしれません。
旨味や甘味と言った味覚は、温かい状態で感じやすく、塩味は温度によって影響を受けにくいです。よって、おにぎりが冷めた場合、旨味や甘味が弱く感じ結果塩味が強くなったように感じます。そのため、おにぎり1つに梅干し1粒の割合がちょうどいいのは、冷めた状態、どこかに持って行って出先で冷めた状態で食べる場合を想定しているかもしれません。その場合、温かいまま食べると塩気が弱く感じてしまいます。
つまり何が言いたいのかというと、炒飯として温めると塩気が弱く感じちゃうのでは?ということです。
さんざん塩気がちょうどいいとか書きましたが、実際に作ってみた方でそうではないと思われる方もいるのではと思いました。
ので、その場合はご飯を減らすか、梅干しを増やすか、炒飯を冷ますかして食べるとベストな塩気となるのではと思います。
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