前回の記事では、家で作れる本格チャーハンを紹介しました。
今回は、卵が炒飯の味にどう影響をあたえているか調べてみます。
「卵をたくさん入れて炒飯を作ったらどうなる?」
思い付きで作ってみましたが、結構大切なテーマだと思います。
目次:
結論だけ知りたい方は3、結果だけ読んでいただければOKです。
1、炒飯における卵とご飯の量について
卵とご飯を一緒に炒める料理を、私は炒飯と呼ぶと思っています。
炒飯において卵は根本であり、なくてはならない存在なのです。
卵の役割は主に、
・お米のコーティング (油との乳化、米どうしのくっつき防止)
・具
・味付け
の3つの役割を果たしていると思います。
この3つそれぞれに意味があるのは確かですが、例えばお米のコーティングについて、卵1個でどれだけのご飯をコーティングし、パラパラにすることが出来るのでしょか?
また、どれくらいご飯に味付けしているのでしょう?
何をもってコーティングされたか、というのは判別しにくく、「実は焼き飯でもパラパラになるのか?」で書きましたが、卵がなくてもある程度のパラパラさは得られてしまいます。
そこで今回は、卵をどこまで減らせるかという観点ではなく、どのような具、味付けとしての影響があうのかを調べてみます。
卵を増やしたせいで味がぼけた、とかそんな具合にです。
2、実験レシピ
ご飯1膳に対し、卵3つを使って作ります。
全体の味、具としての卵がどのように普段と違うのかを見ていきます!
——-作り方——-
材料
ご飯:0.5合
卵:3個
塩:2.0g
黒コショウ:1.0g
醤油:小さじ1
油:小さじ4
手順
①鍋を中火にかけ、油を加える
②溶き卵をいれる
③卵が半熟になったらご飯を加え、よく混ぜる
④塩・コショウを振りかける
⑤醤油をご飯のないところに加え、香りが立ってから混ぜ合わせる
⑥皿に盛る
⑦完成!
3、炒飯を卵3つを使って作った結果
・とてももろやかな味
・口当たりがぼさぼさしていて、パラパラさはあまり感じない
・卵の味が強くスクランブルエッグとを思い出すが、美味いと言えば美味い
・味にキレがない(不味いわけではない)
→ ただ卵味がまし、触感も卵感が増した
(つまり卵を増やすと卵が前面に出すぎてしまうので、卵そのものを食べている感覚になります。全体のバランスを考えると”適量”があり、ご飯に対して卵を減らしていく方向で作るほうが自由度は高くなりそうですね(ここでいう卵の役割は、ご飯のコーティングとしてます) )
4、発展性
卵を具として必要としていない場合、つまりご飯をパラパラにする目的だけで卵を加える場合に、卵一つでどれだけのご飯をパラパラにできるか調べたい。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
次の記事は、ひき肉をカリカリに炒めてご飯とあえた、挽肉炒飯をご紹介します!
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