今回ご紹介するレシピは鶏皮が主役です。
前回の記事にて、鶏脂を抽出するため鶏皮を炒めた結果、カリカリの鶏皮が余りました。
それを炒飯に入れてみたら美味しそうだなぁと思ったらやっぱり美味しかった、というのが本記事の内容となります。
もし、前回の記事のレシピを試した方で、鶏皮余った…なんて方など、鶏皮をたまたま持ってる方はぜひ試してみて下さい。カリカリの鶏皮はポン酢かけて七味振って食べたりするのもサイコーですが、炒飯の具としても優秀ですよ。
食感が良いアクセントになりますよ。
目次
1. 鶏皮の食感
鶏脂を抽出するために炒めた鶏皮は、カリカリになります。
が、かといって食感もカリカリとスナック菓子のようなのかというと、ちょっと違います。
食べてみると分かりますが、軽快なカリッという食感の後に、むにっという噛み切りにくい歯ごたえがあります。鶏皮にはこの2つの食感があります。
鶏脂を抽出した鶏皮を炒飯に加えると、ご飯の柔らかさ、卵の滑らかさに加え、鶏皮のカリッ、むにっといった食感の変化を楽しむことが出来るのです。
また、もちろん鶏皮は美味しく、噛むたびに旨味が染み出すという素晴らしい、良い具です。はい。
それではレシピです!
2. 「カリカリ鶏皮炒飯」レシピ
シンプルです。ただ鶏皮を加えるだけでいいのです。
—-調理手順—-
①塩:1.3g、コショウ:0.2gを計量し、卵:1個を軽く溶き、ご飯:0.5合を皿に広げておき、長ネギの白い部分をみじん切りにし、醤油:小さじ1/2とごま油:小さじ1/2を長ネギに垂らして軽くあえておく
工夫ポイント → 醤油、ごま油を長ネギのみじん切りとあえておくことで、油で長ネギがコーティングされ舌触りが滑らかになります。
また、醤油も長ネギをコーティングしていることにもメリットがあります。以前、醤油の加え方によりそれぞれメリットとデメリットがあると書きました。(→「炒飯において醤油はどこに注ぐのがベストか?」)
ここでは、醤油を直接鍋に注ぐと焦げやすく、苦味や焦げ臭さが出てしまい、一方ご飯に醤油をかける場合では、醤油の水分によりべちゃべちゃ炒飯になる可能性がある。と書きました。
長くなりましたが、この折衷案として長ネギを醤油でコーティングする発想が湧きました。長ネギに醤油が纏わり付いている分、ご飯や鍋肌に直接醤油が触れにくく、混ぜていく中で徐々に醤油の芳ばしさが出てくるという寸法です。
そんな訳で醤油とごま油を長ネギとあえておきます。
②強火で鍋を空焼きし(中華鍋の場合。普通の鍋であれば空焼きの必要はないです)、煙が軽くでてきたら油:小さじ4を入れ馴染ませる
③軽く油を加熱してから、溶き卵を油の溜まったところに一気に注ぐ
④お玉でかくように混ぜ卵全体を半熟にしたら、すぐにご飯を投入する
⑤半熟卵にご飯をお玉の背を押し付ける様にして、米粒を卵でコーティングする
⑥お玉の背で軽く叩くようにご飯の塊をほぐしていく
⑦ご飯全体がほぐれ、卵が固まるまでしっかり炒める
⑧鶏皮を加え軽く混ぜる
⑨塩:1.3gと白コショウ:0.2gをまんべんなく振りかける
⑩しっかり全体を混ぜ、長ネギとごま油と醤油をあえたものを汁ごとご飯にかける
⑪30秒くらい炒めたら火を止め皿に盛る
3. 感想
- ・炒飯全体に旨み、コクという厚みがでた
- ・鶏皮の硬めの歯ごたえが存在感あっていい
- ・塩1.3gでも良かったが、1.4〜1.5gと塩気が強めでもジャンク感があっていい。 また、鶏皮にあらかじめ塩コショウ降っておいても良かった。
- ・今回は鶏皮を炒飯に混ぜまか、丼ものの様に鶏皮を炒飯の上に乗せる選択肢もあるなと思う
4.何が言いたかったか
今回実際に鶏皮炒飯を食ってみた感想は、カリカリの鶏皮を炒飯のに入れると食感が楽しいし、味にも厚みがでて当然美味しいと分かりました。。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
本記事で紹介した記事:
「鶏油で炒める炒飯はちゃんとうまいのか?」
「炒飯において醤油はどこに注ぐのがベストか?」
スポンサーリンク
ツイッターやってます。ブログの更新報告などしゃべっています。↓
Follow @chahanofgear
インスタに作った炒飯を投稿しています。↓