たまには健康に良さそうなものでも食べようと思い、安く買えそうな野菜を餡の具にした餡かけ炒飯を作ってみました。
“ダシダ”といううま味調味料を使ったり、豆板醤で辛味を加えることで少しアジア(?)っぽい仕上がりになりました。
緑色だらけで見栄えはいい方ではありませんが、結構味はいけるのでニラやキャベツが冷蔵庫に余っている方や、健康に気をつかってる方は是非作ってみては如何でしょうか?
目次
作り方だけ知りたい方は3.「緑色のヘルシー餡かけ炒飯」レシピへどうぞ。
1.最初にネギ・ニンニクの香りを油へ移す
今回ご紹介する餡かけ炒飯のレシピでは、
・ニラ
・キャベツ
・長ネギ
・ニンニク
の4つを餡の具とします。
これらの野菜をただ炒めるだけでも不味い料理にはらならいとは思いますが、今回はひと炒める順番を意識し、より美味しく仕上げていきましょう。
さて、では具体的にどう炒める順番を意識すべきかと言うと、”香味野菜から炒め始める”ということです。
今回のレシピでいうと
・長ネギ
・ニンニク
が香味野菜にあたるのですが、これらの香味野菜を油でじっくり炒めることで、油に長ネギとニンニクの香りを移すことができ、仕上がりの香りに奥深さがうまれます。
(そこまで劇的な香りの変化が見込める訳ではありませんが、ワンランク上の仕上がりを見込めます。また、香味野菜の定義ってなんだ?と思ったのですが、とりあえず今回はネギとニンニクを香味野菜とします。)
2.豆板醤を油で炒める
豆板醤は油で炒めると美味しさがひき立つ、らしいです。
豆板醤の辛み成分であるカプサイシンが、親油性であるために油で炒めると辛味が油に移り、料理全体に辛さつくため美味しくなるそうです。
また、油は高温になるため豆板醤を炒めると香り成分が揮発し、香りが立つため美味しくなるそうです。
さらには、甘味、旨味が引き出される炒めすぎるとか、油で豆板醤を炒めると美味しくなる要素が沢山あるみたいです。
(辛味が油に移るのと、香りが立つのは理論的に理解できますが、甘味や旨味が引き出されるのはなぜなのかは理解してません・・・知ってる方教えてください)
こんなにいいことづくめであれば、豆板醤はただ加えるのではなく軽く炒めてから具材と合わせることを意識し、ワンランク上の仕上がりにしましょう。
それでは実際に検証していきましょう。
3.「緑色のヘルシー餡かけ炒飯」レシピ
—-炒飯の手順—-
①ご飯を炊き、0.5合分を皿に広げておく。
塩0.8g、コショウ0.2gを計量しておく。
卵1個を軽く溶いておく。
②鍋を強火で空焼きし(普通の鍋の場合は終始中火で)、油小さじ4を鍋に馴染ませ、よく温める(卵液をいれるとジュッ!というくらい)
③油の溜まったところに溶き卵を一気に流し込む(卵をぶくぶくと揚げるように加熱すると美味しくできます)
④お玉で、全体が半熟になるようにかき混ぜる(油を生の部分に油を吸わせるように、固まってしまう部分がなく全体が半熟になるように。)
⑤半熟卵の上にご飯を投入し、お玉で押し付けて広げる
⑥ご飯を卵に押し付けるように絡ませ、米粒1つ1つが卵で薄くコーティングさせるイメージで混ぜていく
⑦ご飯がパラパラにほぐらたら、鍋底に炒飯を広げ、塩0.8g、コショウ0.2gを全体にムラが出来ないように振りかける
⑧軽くお玉で混ぜたり、鍋を火から離さないように煽ったりしてよく混ぜる
⑨皿に盛り完成!
—-餡の手順—-
①ニラ、キャベツ、長ネギ、ニンニクを写真くらいにカットする
②鍋に油小さじ2をしき、ニンニク、長ネギを浸し弱火にかける
③シュワシュワと小さな泡が出てきたら1分くらい(テキトウ)炒めたら、ニラ、キャベツを加える
④具材全体を油で軽く炒めたら、油が少し溜まっている部分に豆板醤をいれ、軽く炒め、焦げつきそうになる前に具材全体と混ぜ合わせる
⑤醤油小さじ2を加えて炒め、ニラに火を通す
⑥火が通ったら水200mlを加え、ダシダ3.0g、生姜チューブ1cmを溶かす
⑦沸騰させたら火を弱め、水大さじ1と片栗粉大さじ1をよく混ぜ、全体に垂らす
⑧よく混ぜ、火を強めたら卵0.2個(炒飯で残した溶き卵)を垂らし、沸騰させる
⑨沸騰したら火を止め炒飯にかける
4. 味の感想
・本格的というか、単純ではなくお店で食べるような餡かけな気がします
・野菜を炒めたことでしんなりして、餡に馴染んだ舌触りだった
・餡の塩気と炒飯の塩気のバランスがちょうどよかった
・豆板醤によりちょい辛な仕上がり
炒飯でなくてただの白飯でも良かった気もしますが、仕上がりとしては結構美味しかったのでお勧めです。
最後まで読んでくださりありがとうございます!!次の記事も是非読んでみて下さい!
[野菜多め炒飯の記事
]
スポンサーリンク
ツイッターやってます。ブログの更新報告などしゃべっています。↓
Follow @chahanofgear
インスタに作った炒飯を投稿しています。↓
あんかけチャーハン良いですねー
ついに豆板醤×油を使ったのですね…
ちょっとチャーハンとはそれてしまうのですが番外編として麻婆豆腐なんか作ってみてはいかがでしょう?炒飯とのセットって中華ではよくありますよね(^^)
多目の油でネギとか、挽き肉炒めて豆板醤、甜麺醤、オイスターを入れ香ばしく炒めたら素完成です。
自分はお金がないとき、節約したいとき良く60円の木綿豆腐と挽き肉で作ってましたw
ちなみに市販の中華調味料(味覇とかシャンタンとかの話では無いです)はユーキ食品の調味料がお勧めです!他のは偽物というか、いわゆる日本の味になりますww
コメントありがとうございます!
実はですね・・・麻婆餡かけ炒飯で、豆腐は入っていませんが麻婆のレシピを書いてみました。麻婆豆腐は大好きなのですが色々な作り方をしたことがないので、甜面醤、オイスターソースあたりをいれてまた作ってみたいです!甜面醤やオイスターソースをいれると甘くなるんでしょうか?とりあえず作ってみたいと思います。
中華調味料にとして有機食品がおすすめとのことで、ホントにシャンタンとかと味が違うのか?と購入をためらっていましたが、今うちにある創味シャンタンを使い切ったら是非買いに行きたいと思います。
貝柱やガラスープとか色々あって面白そうなので、全部試したいです。(おすすめとかあれば教えて頂けると嬉しいです・・・)
個人的な話ですが、サーバー引っ越しでミスをしてしてしまいサイトに来て下さる方が激減していたので、見て下さっている方がいるんだなと本当にうれしいです!!
あっ。
「味覇やシャンタンとはお話しにならない。」
ではなくて、
「味覇やシャンタンの中華風調味料の話では無く、唐辛子や豆板醤、甜麺醤の中華調味料は他のメーカーよりユーキ食品の物が良いと思います」って事を伝えたかったですw
ユーキ食品のスパイスはパンチがあって香り豊かで変に日本風にアレンジしないので自分はこれ一択ですね。豆板醤については他の豆板醤で作ると全くの別物になります。
まぁあ本物だから良いって訳でもありませんが好みもあるので、興味があったら試してみてください(^^)
甜麺醤(テンメンジャン)やオイスターについてですが、まず本来の豆板醤はとてつもなく辛いですよね。唐辛子の激辛さ+塩を大量に入れたような、ゆず胡椒のような、とにかく色々辛いですね。
これをスープにして味付けて飲めるようなものじゃありません、少なくとも日本人はw
なので甜麺醤という甘い味噌の登場ですね。これによりコクと甘味、所謂まろやかさを+します。これ、すっっっごい甘いですw
オイスターソースですが、逆から説明しますが中華屋さんでは使わなくて良いと思います。何故なら大量の食材を使った超旨味たっぷり深みのある毛湯(中華の鶏ガラスープ)を使って豆板醤、甜麺醤をのばすからですね。
家庭の場合そんな作業は普通出来ないし鶏ガラスープの素を入れても、風味と味がつくだけで深みはそんな無いですね。
だからコクと深みの塊であるオイスターソースを使います。最悪なくても良いんですけどねwあった方が良いとは思います。
これ覚えると麻婆ナス。回鍋肉。とか超本格的になります。いつも代わり映えの無い炒め物の味付けが増えるってすごい満足しますよw主さんはもうかなりの事を知ってらっしゃるでしょうが(^^)
Twitterに告知される限りあれこれして見に来ますよー笑
長文+炒飯と関係ないコメント失礼しました~!
念のため…有機食品じゃなくてユウキ食品ですよYOUKIって目印です(*´-`)ボソッ
詳しく教えて頂いて大変嬉しいです!
甜面醤は豆板醤の強烈さをまろやかにする意味があったのですね・・・!
ユーキと有機を混同しておりました。ありがとうございます。
本物の味ということで、私の中でかなりハードルが上がっております(笑)近いうちに購入してみたいと思います。
またオイスターソースについて、お店では毛湯があるので使わなくてもいいという考え方も面白いですね。なにかとなくけちってしまいオイスターソースを使わないことが多いのですが、コクと深みのためにはやはり加えた方がいいですよね。
そういう意味では炒飯にもオイスターソースをいれる方が良さそうですね。
オイスターソース使いまくりたいと思います!
Twitterの告知の効果があったとはありがたいです。ないと思っていました(笑)
長文+炒飯と関係ないコメントめちゃくちゃ嬉しいです!ありがとうござます!