先日、私が炒飯を大好きだということを料理好きの友人に話すと、「じゃことか梅干、桜エビなんかは炒飯によく合うよね」と言われました。
しかし、ケチな私は炒飯に具をいれることはほとんどなく(長ネギくらい)、「炒飯に合う具材」を知識としてしか知りません。
そこで今回の記事は五目炒飯についてです。
炒飯に対して、また具材どうしの相性がよい野菜なり肉なりを考えていきましょう。
目次:
1、統計的 炒飯に合う具材(クックパッドで検索した結果、使われた回数が多い具材)
2、具材とバランス
3、レシピ
4、今回のレシピの感想
5、この炒飯の応用性
作ってみようか?と迷った方は4、今回のレシピの感想を読んで判断してみて下さい!
1、統計的 炒飯に合う具材(クックパッドで検索した結果、使われた回数が多い具材)
炒飯にいくつかの具を使ったものとして、五目炒飯を考える訳ですが、はたしてどんな具が炒飯にあうのでしょうか?
という疑問の解決策として、クックパッドで「五目チャーハン」と検索し、表示された78件のレシピから使われていた具を数えていきます。
(数え方の公平性はご容赦ください。チャーシューと豚肉同じじゃん、などあるとは思いますが、個人的感覚において分類しました。
ネギ。としか書かれていなかったものなどは写真などから玉ねぎなのか長ネギなのかなど判断しました。
卵は温泉卵、白身を別で炒めたものなどもありましたが、具としてカウントはしませんでした。
また、冷凍食品の五目チャーハンのアレンジなどが多かったため、実際には78件分のデータは得られませんでした。他サイトなども見たほうがより良いデータが得られとは思ったものの、面倒でやめてしまいました…)
2件以上使われていた具材だけを書いていきますよ。。。
1位 長ネギ 19件
2位 人参 12件
3位 椎茸 10件
4位以下 玉ねぎ 9件
豚肉(焼き豚、細切れ)
チャーシュー 6件
ピーマン
海老
ハム 5件
ベーコン
かにかま
グリーンピース 4件
レタス
大根
しめじ
白菜
ひき肉 3件
万能ねぎ
なると
海苔
えのき
たけのこ
牛肉 2件
かまぼこ
長いも
キムチ
にら
チーズ
ブロッコリー
キャベツ
舞茸
ほうれん草
となりました。上位の方は割と無難な結果になったのではないでしょうか?
ついでに、沢山の炒飯レシピを見たので少し気になったことをメモしておきます。
・みりんを隠し味にする
・野菜は中華スープで煮て火を通す
・ひき肉に塩麹をもみ込んでおく
これらはいつか試してみたいですね。
さて、では次は実際に使うべき具を考えていきましょう。
2、具材とバランス
料理において「具材とそのバランスにこだわる」ということは単純なではないでしょう。
味のバランスはもちろん、色味、香り、触感、形などさまざまなパラメーターから、総合的な完成度を高めるため取捨選択をする、という感じでしょうか。面倒な言い方をすると。
味、香り、触感にまったく影響がない色鮮やかな野菜があれば、色味をよくするために入れるべき、みたいな感じですかね。
また、個人的パラメーターとして具材の値段も重要です。
そんなことを考慮し今回私が五目チャーハンの具に選んだものは、
・かにかま (サラダスティックというらしいけど、かにかまではないのでしょうか?)
・干し椎茸
のみです。あまり多いと何の味だか分からなくなってしまいそうなので慎重にいきます。
今まで炒飯にいれたことがなもの、安いもので選んでみました。かにかまの赤い色は、炒飯によく映えますよね。1パック100円くらいでした。
干し椎茸は、水で戻したあとのあのグニグニ感と、噛むとダシがじわっと出てくるという演出をしてみたいと思いいれてみました。こちらも1袋100円程度で買えます。
なんだか中身のない話になってしまいましたが、それではレシピです。
今回は干し椎茸を水で戻す際にでたダシを使ってスープも作ってみました。
3、レシピ
——-作り方——-
材料
五目炒飯
ご飯:0.5合
卵:1個
醤油(濃い口):小さじ1/2
塩:1.0g
コショウ:0.3g
かにかま?(サラダスティック):3本
干し椎茸:大さじ1
サラダ油:小さじ4
椎茸とケチャの中華スープ
椎茸を戻した水:110ml
ケチャップ:小さじ1
創味シャンタン:小さじ1/4 (中華の素、ウェイパー、鶏ガラスープの素などでもokです)
白ごま:一つまみ
卵:1個 (これは結構多めです。溶き卵で余ったものなどあればそれをいれれば十分です)
手順
五目炒飯
①1cm角に切った干し椎茸を水で戻し、ざるにあけておく
②鍋を強火にかけ空焼きし、少し煙が出てきたらサラダ油を回しいれる
③鍋全体になじませ、底に油がたまるのを少し待つ
④溶き卵を油の溜まった部分に投入する
⑤2回ほどかき(転がすイメージで生の部分を半熟にする)、半熟の状態でご飯を投入する
⑥卵に押し付けるようにご飯をほぐし、卵が焦げる前にかき混ぜる
⑦椎茸と、1cm角に切った(はさみが切りやすいです)かにかまを加え、全体を混ぜる
⑦お米がパラっとしてきたら塩・コショウをふる
⑦醤油小さじ1/2を鍋はだから回しいれる
⑧数回あおり、全体に香りをまとわせる
⑨皿に盛る
⑩完成!
椎茸とケチャの中華スープ
①鍋に出汁、創味シャンタン、ケチャップをいれ火にかける
②沸騰しそうになったら火を止め、溶き卵をいれる (あまり混ぜなくても問題ないです)
③卵がある程度固まったら皿に注ぎ、白ごまをふる
④完成!
4、感想(良いとこも悪いとこも)
・椎茸は噛みしめたときに味がでてくる。ご飯にあまり味はつかない
・かにかまは滑らかな歯ごたえと、食欲が増すような色味だが、炒飯にマッチしているとはいえず、独立している感じがある
(不味い、とかではなく、いれてもいれなくても、、、という程度ですが)
・椎茸が少し口に残る
➡ かにかまはもっと小さく切り、風味と色味のみを活かす。干し椎茸ではなく生の椎茸を炒めて使う
5、この炒飯の応用性
かにかま(サラダスティック)は練り物感が強く味が浮いてしまっていた感じがあるので、次は海鮮コーナーにあるかにかまか、カニ缶をつかおうと思います。
また、干し椎茸は噛んだ瞬間に味がじわっとくるのはいいのですが、やはり一度乾燥させたものを戻したものなので少し硬さがあるので、生の椎茸の方がよりおいしく出来そうです
↓
安物よりもちゃんとした具がいいということですね。
またかにかまも椎茸もそれぞれ炒飯全体の味はほとんど変えていませんでした。香りもあまり感じず、噛んだ時に存在を実感しるといった具合です。
つまり五目炒飯の具を選び方は、
炒飯に合う具材を探す(水分量が多すぎないものなど) → その中で具材同士の相性のいいものを選ぶ(炒飯を前提とせず、例えばカレーには人参と玉ねぎがはいってるからその組み合わせで、など) → 色、触感がばらばらのものを選ぶ → ・・・
という具合でしょうか。結論としては弱いですが、、、これからも具の相性について考えていきたいと思います。
安めの中華鍋のご紹介です。
私の今のところの見解としては、テフロン加工鍋など高温で使用しない鍋よりは、中華鍋を使って強火で作った炒飯の方が出来が良いと思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
次の記事もぜひぜひ。
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