前回の記事では、しっとりとしたのお店で食べるようなチャーハンを作ってみました。
今回は、納豆をうまく活かした炒飯のレシピをご紹介します!
「ふんわりやさいし納豆炒飯」
簡単ですし調理時間も短いです。
目次:
結論だけ知りたい方は3、感想だけ読んでいただければOKです。
1、どう納豆を活かすのか?
納豆をどう活かすのかを考えるために、納豆の特徴を考えてみます。
ぱっと思いつくのは
・ねばねば
・独特な香
・若干の苦みと深いコク
こんな感じでしょうか。
ご存知の方もいるかもしれませんが、納豆を加熱すると”ねばねば”の粘性物質が消えてしまいます。
カリカリに納豆を炒め、香ばしさや豆としての触感、コクを楽しむといった活かし方もありますが、個人的に納豆らしさとは「ねばねば」の要素が大きい気がするので、今回ご紹介するレシピではあまり加熱しすぎずねばねばを活かす方針でいきます。
加熱しすぎない、つまり、ふわっとしっとりやさしい系を意識してみます。
前回の記事でちょうど、「本格 お店チャーハン」 しっとり系という加熱しすぎないレシピをご紹介しました。
ですので今回もこのレシピをベースに調理していきます。
(高温で炒める必要がないので中華鍋を使わずに作っていきます。)
また、ふんわりした炒飯を目指すと、ご飯がパラパラになりにくくなります。
そのため、先に卵とご飯を混ぜておく、水または油、マヨネーズをご飯にかけておきお米どうしをばらばらにしておく、などの対策があります。ようは米と米の間をなにか液体状のものでコーティングしてやればいいのです。(卵黄でご飯をコーティングし油と乳化させるのとはちょっと違う話になります)
せっかくなので今回は、納豆のねばねばを利用しお米をコーティングしてみます。
あらかじめご飯と納豆を混ぜ合わせておき、ご飯がばらけやすいようにしておきましょう。
さて、次は味について考えてみます。
納豆ご飯はを食べると、割とぼんやりした味に感じると思います。少なくともキレのある味わいではないですよね。
まあそんな納豆ご飯も美味しいのですが、今回は納豆炒飯という一つの料理として、メリハリのある味わいにしていきます。
そこで、納豆によくいれる二つのものを加えた炒飯にします。
はい。
からしとネギです。
からしはあらかじめ納豆に混ぜておき、ネギはそのさっぱりさとからさを活かすため、少しだけ炒めます。
ではでは、こんな感じで納豆を活かしたレシピをご紹介してきます。
2、レシピ
納豆のねばねばを消さないため、調理時間は短めでつくります。
また今回は、強火にし高温で炒める、みたいなことが必要ないので、家庭によくある表面がくっつきにくくなっている鍋を弱火から中火にかけ調理していきます。
——-作り方——-
材料
納豆:40g (写真はひきわり)
からし:1パック分 (備え付けのからしない場合、からしチューブを2cmくらが目安でしょうか)
備え付けのタレ:1パック分 (なければ醤油をちょろっと垂らして代用します)
ご飯:0.5合
卵:1個
醤油(濃い口):小さじ1/2
塩:1.5g
黒コショウ:2つまみ (黒コショウの方が香と味が合うと思います)
日本酒:小さじ1
ネギ:大さじ1 (みじん切り)
油:小さじ3
手順
①納豆にからし、タレをいれてよく混ぜる。
②ご飯と納豆を混ぜ合わせる (お米どうしをばらばらにするイメージで)
③鍋を中火にかけ、サラダ油を加える。
④油の溜まっているところに溶き卵をいれる
⑤卵の真ん中にご飯を投入し、しゃもじなどでご飯のかたまりをほぐしていく
⑥かたまりが大体ほぐれたら、塩・黒コショウを全体に振りかける
⑦ご飯がない部分の鍋底に、醤油・日本酒を垂らして香りづけをし、ムラができないよう混ぜる
⑧ネギのみじん切りを加え、20秒くらい混ぜながら炒める
⑨皿に盛る
⑩完成!
3、感想
・ふわっとしてて、まろやかな感じ
・卵も半熟気味で、全体的に触感がやわらかい
・香り、後味でネギが良いアクセントになっている
・七味かけたらうまかった
・少し味がぼんやりしていた
4、発展性
今回はねばねばを第一に納豆を調理しましたが、今度はカリカリに香ばしく炒めた納豆で炒飯をつくったり、豆鼓という納豆に似た調味料をつかって炒飯をつくりたいです。
また、ネギを生で使うか、しっかり炒めて使うかの場合分けの仕方を考えたいです。
今回は使いませんでしたが、炒飯に中華鍋はあったほうが便利ではあります。長持ちもしますし、、、なにより雰囲気がでますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
次の記事は「実は焼き飯がパラパラになる?」をご紹介します!
関連記事:「本格 お店チャーハン」 しっかり系
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