前回の記事では、しっかり系のお店チャーハンを作ってみました。
今回も本格的な、お店で食べるような炒飯を作ろうと思います!
ふわっとしっとり食べやすい炒飯に仕上がります。
「本格的なお店のチャーハンをお家で再現!②」
ほんとにうまい!お店で食べるような炒飯ができる!
↑光の加減が良くないですが、しっかり系の記事で書いた炒飯より白っぽいです。
レシピだけ知りたい方は3、「本格お店チャーハン しっとり系」のレシピだけ読んでいただければOKです。
1、どこが普通の炒飯と違うのか?
お店の炒飯と家で作る炒飯の違いは、前回の記事の関連記事:「本格 お店チャーハン」しっかり系で書いたのですが、要は味つけと触感と香りづけにどう気を使っているのかということです。
あたりまえですかね・・・?
2、どう作ると「しっとり系」炒飯になるのか?
今回ご紹介する「しっとり」した炒飯とは、シンプルな味付けの炒飯です。感覚的にはラーメン屋でよく出てくるふわっと盛られてるあれです。(個人的なイメージ)
①パラっとしっとりご飯
炒飯といえば”パラパラ”さが重要と言われがちですが、実際にお店で提供される炒飯はパラパラというよりも、”しっとり”、”ふわっと”が優先された炒飯もあります。
お米は本来、適切な水分量、沸騰時間で炊くのがおいしいはずであり、硬めに炊いたり水分を飛ばし、パラパラさを求める調理方法はご飯としてのおいしさを減らしていることになります。そういった意味で、「しっとり」とした炒飯は、お米そのものの味を活かした炒飯と言えそうです。
よって今回ご紹介するレシピでは、ご飯そのものの美味しさを活かすため必要以上に加熱しないようにします。
②強いうまみ
庶民的なお店で食べる炒飯では、化学調味料によってうまみをもたせている場合が多いでしょう。やみつきになりますね。(高級店は行ったことがないので分かんないです)
「化学調味料」を使うこと関しては、身体に良い悪いとか全部同じ味になるとか賛否両論がありますが、私としては手軽に美味しくなる便利なものと思ってます。ちなみに化学調味料というのは創味シャンタンやウェイパー、コンソメ、味の素、鶏スープの素などのやつです。
③やわらかい香り
しっかり系チャーハンでは紹興酒を加えると書きましたが、今回は日本酒を加えます。
紹興酒は複雑でクセのある香ばしさが得られるのですが、日本酒はまろやかでやさしい香りになります。
ので、しっとりとしたチャーハンには日本酒の香りが合います。
また醤油の量はひかえめにします。味付けでなく香りづけに醤油を加える場合は、数滴垂らすだけで十分です。ごま油を垂らす場合も数滴で十分香りがつきます。
3、「本格お店チャーハン しっとり系」のレシピ
今回もシンプルに炒飯の味を楽しめるよう、具なしのレシピをご紹介いたします。
具を加えたい場合、あらかじめ炒めておたものを仕上げにさっと混ぜるだけで完成です。簡単ですね。
ご飯:0.5合
卵:1個
味の素:小さじ1/2 (2g)
醤油(濃い口):5滴
塩:1.5g
コショウ:2つまみ
日本酒:小さじ1
ごま油:3滴
サラダ(キャノーラなど)油:小さじ3
——-作り方——-
①中華鍋を空焼きし(これからずっと強火)、煙が少し出てきたところでサラダ油を加える。
②油を鍋全体になじませ、底の油が溜まったところに溶き卵をいれる (卵がぶくぶくとふくらみながら油を吸う)
③卵の真ん中にすぐにご飯0.5合を投入し、お玉の背でご飯を卵に押し付けるように混ぜる(鍋は火から離さない!)
④ご飯をほぐし、米の一粒一粒に卵がコーティングされるよう混ぜ合わせていく
⑤卵に軽く火がはいったら(卵の水分が抜け、鍋肌をすべることが出来るようになったら)すぐ、塩・コショウ・味の素を、全体に振りかける。 (手早く!焦がさないよう)
⑥火から離さないようにあおり、同時にお玉でご飯を混ぜ続ける
⑦鍋肌から醤油・日本酒を垂らして香りづけをし、再び火から離さないよう意識しながら数回あおり、全体に香りをまとわせる
⑧火を止めごま油を垂らす
⑨皿に盛る
⑩完成!
4、感想
・うまっ (弱火で炒めたネギを加えると更にうまく、ホントに店感がすごいです)
・卵もご飯もふわっとしてる
・味つけがシンプルだが、うまみが強いのでどんどんスプーン(箸)が進む
・ちょっと味がぼんやりしていた
最後まで読んでいただきありがとうございました!
次の記事は納豆の良さをしっかり活かした炒飯をご紹介します!
関連記事:「本格 お店チャーハン」 しっかり系
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