今回ご紹介する炒飯はさば缶炒飯です。
「さば缶 チャーハン」でググると、「さば缶の汁で味付けした、手抜き炒飯」など書かれたレシピが出てきます。
しかし私としては、「いや、さば缶チャーハンは手軽に作れることよりも、味が美味しいことに注目すべきでは?」と思っています。
さば缶炒飯は純粋にうまいです。
さばの水煮とチャーハンは非常に相性がよいです。
そんなさば缶炒飯の具体的な作り方やポイントを書いていきます!
1.本格チャーハンを求めて
うまい炒飯を食べたい!と思い、「本格 チャーハン」などのキーワードでと調べていたところ、”咸魚”という食材を使用した炒飯を発見しました。
ハムユイと読むそうなのですが、これは「魚の塩漬けを発酵させ干したもの」という食べ物だそうです。
中国の沿岸部で食べられており、日本ではほとんど売られていないらしいらしいです。
「塩気が強めの魚か……。そういえばうちさば缶がにあるな。」
という発想から、さば缶炒飯を作ることにしました。
そして実際に作ってみると、さばの水煮の塩気・汁がご飯になじみ、手軽ながらも非常に美味しい炒飯になり驚きました。
2. レシピ
さば缶炒飯を作る際のポイントは以下の3つです。
① 水分は炒飯の天敵であるため、ザルでさば缶の汁気をきっておく
② ご飯に馴染みやすいように、さばを軽くほぐしておく
③ さっぱり感、しゃきしゃき食感、色味を加えるため、長ネギを入れる
レシピ
ご飯:1膳
卵:1個
醤油:小さじ1/2
塩:0.5gくらい
サラダ油:小さじ4
ごま油:小さじ1/2
長ネギ:10cmくらい(好きな量)
手順
① さばの缶詰チャーハンに使う分だけ取り出し、ざるにあけ水を切る
② さばの身をほぐす
③ 長ネギをいちょう切りにする(円柱を1/4に、扇形にする切り方。この大きさのネギが、食感や、ご飯とのなじみ方的にちょうどよい気がします)
④ 鍋に油をいれる(中~強火にする)
⑤ 鍋の底の油の溜まった部分に溶き卵をいれる
⑥ 軽く混ぜ卵が半熟のうちに、卵の上にご飯をのせる
⑦ ご飯を卵に押し付けるようにほぐし、むらなく混ぜる
⑧ ご飯がパラっとしてきたら、ほぐしておいたさば缶を投入する
⑨ 軽く混ぜ、塩・コショウ・ネギをいれよく混ぜる
⑩ ネギの香りがしてきたら(10~30秒後くらい)、醤油小さじ1/2を鍋肌から回しいれ香りを立たせる
⑪ 数回あおり、全体に香りをまとわせる
⑫ お皿に盛り付けて完成!
ネギが非常にいい働きをしています。さばの魚臭さをネギが緩和し、またネギのしゃきしゃき感が非常によいです。
ご飯は塩気がちょうどよく、どんどん食べてしまいます。
3. さば缶炒飯の可能性
さばの水煮の缶詰を使ったレシピ調べていると、面白そうなものがいくつかありました。
・さば缶の汁を利用してご飯を炊く
・醤油とマヨネーズを合わせ、さばとあえておく (ツナマヨのようなイメージ?)
・レタスやキャベツを加える(長ネギと同じように、さっぱりとしたアクセントになりそうですね)
まだまださば缶炒飯には可能性がありそうです…!いつか試してみたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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