こんにちは。炒飯の歯車です。
今回はお弁当用の炒飯です。
私は毎日お弁当派で炒飯をよく入れます。
日々試行錯誤する中で気づいたポイントをもとに、
美味しいお弁当用炒飯のレシピを書いていきます!
毎日作るお弁当だからこそ、手軽さと冷めても旨いの両立を!
1.手軽に冷めても旨い炒飯のポイント2つ
お弁当とは、調理から時間をおいて食べることを前提にするため、「冷めること」「時間が経つこと」を意識する必要があります。
お弁当用に炒飯を作る際、私がポイントだと思うことは以下の2つです。
1.弱〜中火で、炒めすぎない
「炒飯と言えば高温でがっつり炒める!」というイメージがありますが、お弁当にする場合、高温から冷めていく過程が長いと水分どんどん蒸発してしまいます。
よってパサパサになってしまうことを防ぐため、弱〜中火で、かつ短時間で加熱をやめます。
①冷たいフライパンに油、卵を同時に入れ火にかる
↓
②しばらくして具を炒める
↓
③全体に火が通ったらご飯をいれほぐす
↓
④味をまんべんなく付けたらすぐに火を止める
といった流れが、私の汎用的な炒飯レシピです。
具の部分を色々とアレンジするれば無数のアレンジ炒飯ができると思います。
2・塩気のある食材を使う
基本的に、人間の舌は温度が低い状態ほど塩辛く感じます。
(味噌汁が冷めるとしょっぱく感じるあれです)
しかし逆の作用として、食材を調理した後、時間経過等により調味料が食材の内部へ浸透し、塩分量の割にしょっぱさを感じにくくなる場合もあります。
(炊き込みご飯、おでんの大根などがそれにあたります。食材の表面に調味料が付いていると味をダイレクトに感じますが、食材に染み込んだ場合、塩分の濃淡が均一になり、かつ食材の味と調和するため塩気がマイルドになるためのようです)
よって、炒飯の場合も同様に、調理後しばらく時間を置くとごはん表面についた調味料が内部へ浸透します。
では実際にお弁当を作って食べる際、調理した直後に対して、塩辛さはどう変化するのでしょうか?
私個人の感想としては「お弁当にした炒飯は少し塩気が足りなく感じる」気がします。
そこで私がお勧めしたいのは、塩気のある具を使って炒飯を作ることです。
いつもの味付け+塩気のある食材を使って調理することで、ちょうどいい塩加減の炒飯になるように思います。
(塩気のある食材:鮭フレーク、梅干し、ベーコン、漬物などのご飯に合う系の具がおすすめです)
また炒飯の具には水分が少ない食材を選びましょう。液体は菌が繁殖しやすいため、水分の多い食材だと食中毒のリスクが高まるからです。
2.弁当用炒飯のレシピ
それではレシピです。
私は一人暮らしなので1人前分の食材を使用していますが、作る人数に合わせて食材を倍にして頂ければOKです。
また具について、以下の食材は冷凍して保存しておいたやつを解凍したものです。
皆さんの冷蔵庫にある適当なもの(水分が少なめの食材がおすすめ)を炒飯にしてしまいましょう!
(写真では醤油ベースの香味ペーストを使用していますが、個人的に炒飯には塩ベースの香味ペーストの方が合うように思います。)
卵:1個
人参:5㎝くらい
ほうれん草:写真くらい
ベーコン:写真くらい
きゅうりの漬物:写真くらい
香味ペースト:小さい円1周
油:小さじ1
手順
①冷たい鍋に油小さじ1、卵をいれて軽く溶き、弱~中火にする
②角切りにした人参・ベーコン・漬物(←塩気のある食材)とほうれん草を鍋に入れ炒める
③火が通ったらご飯と香味ペーストをいれる
④味のむらができないように全体を混ぜたらすぐに火を止める(炒め過ぎない!)
完成!!
3.バリエーションの増やし方
炒飯は具材を変えるだけでバリエーションを増やしやすくて便利ですよね。
以下2点を意識すると、お弁当の炒飯がよりおいしくなると思います。
1.水分少なめの食材(べちゃべちゃにしないため)
・しらす
・ネギ
・ごま
・ピーマン
などなど…
2.塩気のある具材
・漬物
・サケフレーク
・梅干し
・ベーコン
などなど…
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以上がお弁当用炒飯のレシピでした。
今後もより美味しく手軽なお弁当用炒飯の作り方を考えていきたいと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございました!!
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