「お店で食べるような中華料理を家庭で再現することが出来れば・・・」
お店で食べるような本格中華料理を家で再現するには、いろいろと物理的に難しい点があると言われています。
・店に比べ家庭のコンロが火力不足(10分の1くらいらしい)
・料理道具を買いそろえるのが大変(骨も断つような中華包丁とか)
・スーパーに売っていない食材の購入が大変(ツバメの巣とか)
・時間と手間をかけた中華スープ(毛湯や清湯とか)
以上の4つが家庭での再現を難しくしている主な理由だと思います。
逆に言うと、この4つの条件が家庭でもそろっていれば、レシピを知り技術を身に着けることでお店で食べる本格中華料理を家庭でも作れてしまうはずです。(技術と知識が一番難点であると思いますが・・・)
そこで今回は、家庭で再現が難しい点のひとつである、時間と手間をかけた中華スープ”毛湯(マオタン)”の作り方をご紹介します
「毛湯って?」と思われた方も多いと思いますが、鶏、豚ガラを水で煮込んでだしを取ったスープのことです。(中華には”~湯”というものがいくつかあります。それぞれ特徴がありますが、簡単にいうと全部鶏がらスープみたいなもんです。)
私がネットで調べたレシピを色々実践してみた結果をふまえ、失敗パターンやコツについてまとめてみました。
(ご紹介するコツはラーメンのスープ作りや、フランス料理のブイヨン作りにも活かせる知識だと思います。また、今回ご紹介するレシピでは豚ガラが手に入らなかったので豚骨で代用しました。「そんなの毛湯じゃない!」と言われてしまいそうですが、まあ美味しいので許してください。)
塩のみで毛湯を味付けし、とろみをつけ餡かけとして炒飯にかけてみました。具や調味料は最小限にし、毛湯の厚みのある味わい出来る「毛湯餡かけ炒飯」を作ってみてはいかがでしょうか?
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