「肉の旨み炒飯」手間に比例して旨くなるか?

今回は、肉の旨味を活用した炒飯をご紹介します。

鶏皮を炒め抽出した鶏脂を鍋にしき炒飯を炒め、煮豚に味をつけたタレと、鶏がらスープを仕上げに垂らすことで肉の旨味を加えます。
こういった地味に手の込んだ作り方は、プロの調理動画や本格的なレシピで見かけることが多いです。そのため”ハイレベルな炒飯”と、言えないこともないと思います。

しかし、
「少し肉の旨味を加わっただけで、違いが分かるほど味が変化するのか?」
と疑問でもあったため、検証してみることにします。

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「醤油はどこ垂らすと炒飯が美味しくなるか?」

炒飯を作るとき、醤油を香り付けに使うことは割と定番です。

その定番レシピの中には、醤油の炒飯への注ぎ方が大きく2種類あります。1つは、醤油を「鍋肌」から注ぎ、直接炒飯にかけない方法。もう1つは、醤油を炒飯に「直接」注ぐ方法です。
両方に良い点、悪い点があるそうなので、それぞれ検証してみようと思います!

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「ナッツ豚バラ炒飯」ナッツは炒飯に合う!

前回までは、「~2017年 最高の炒飯」を書いていました。私としてはかなり濃厚に書いたつもり(というか思いついたことを際限なく脈絡なく書いただけですが…)です。

今回の記事では、
・カシューナッツ
・パプリカ
・豚バラ
・ネギ
・バルサミコ酢
・みりん
・紹興酒
・醤油
片栗粉でわずかなとろみをつけて炒め、炒飯の具にします。

カシューナッツと鶏肉を炒め中華料理、腰果鶏丁(:ようかけいちょう、ヤオグオジーディン)という料理を知り、アレンジを加え炒飯にしてみました。
炒飯の柔らかくもちっとした触感、カシューナッツの硬さ、豚バラを低温調理した歯ごたえとのコントラスト。また、パプリカの鮮やかな赤との色彩が絶妙な、あえてコントラストを強めた不調和な炒飯が出来ました。

思い付きで作ったのですが、完成度がかなり高いです。食材さえあればぜひ作ってみることをおすすめします!

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「2017年最高の炒飯2」詳細に書いた長文レシピ

前記事に引き続き、ここ1年間に私が炒飯を作ったり、調べて得た技術を結集した現時点での”最高の炒飯”のレシピをご紹介します。

用意するものについては前記事(→「~2017年 最高の炒飯⑴」 この1年間の最終形態)に書きましたが、今回はやっと調理が始まります。

基本的に全ての行程(レシピ)に理由を添えつつご紹介していきますが、客観的根拠のない手法を使ったりもしてます。つまりは経験則というやつなのですが、その辺は参考程度にご覧くださいね。
では、2017年までの、私の中の、暫定、”最強の炒飯”の作り方を書いていきます!続きを読む

「2017年最高の炒飯1」詳細に書いた長文レシピ

気がつけば、このブログを開設してから1年が経っていました。

ちょうどいい機会なのでこの1年私が炒飯を作ったり、調べて得た技術を結集して、現時点での”最高の炒飯”のレシピをご紹介します。

「中華鍋を使って強火で鍋をあおり…」という再現が難しいレシピではなく、割とどの家庭にもある器具と、ちょっと中華料理が好きな方なら家に常備されていそうな調味料(紹興酒やオイスターソース)だけで、”最高の炒飯”(私の中での暫定)を作ることができます。

特別なものを使うよりも、手法やタイミングにこだわります。
これからご紹介するレシピを再現するために、「わざわざ食材を買ってくるとか、加熱に長時間をかけるのが面倒…..」という方もいらっしゃるでしょう。

が、それに代わる手段を書いて行くので、もしその代わりが面倒でなければ幸いです。
これからレシピを書いていきますが、すべての行程にその”理由”や”他の選択肢”などを解説します。
美味しいレシピは、答えが1つに絞れるものではありませんが、私が今思うベストを書きつくします!!!!続きを読む