前回の記事では、トマトケチャップの主張が強い、と粉チーズをもう少し加熱した方が美味しそうという問題がありました。
それらを改善していきます!
「粉チーズを炒飯にどう活かすか part4(完成)」
やっとそれなりの炒飯になりました。
目次
1. 「試作3」からの改善点
粉チーズのこってりさを緩和するため、トマトケチャップを使うとは主張が強すぎるため使わない方がいい
→ 卵に醤油味をつけ、味を引き締め(?)、粉チーズのこってりさを緩和する
(醤油で味を引き締めるというのが意味分かりませんが、卵のぼやっとした味を抑えるイメージです。はい…)
粉チーズをもっと加熱して香り、味を引き立てられそう
→ 炒飯を炒め終わる直前、火を消したあとに粉チーズを加え、鍋に余熱で火を通し、荒く2・3回混ぜる
2. 粉チーズ炒飯レシピ 完成版
— レシピ —
手順
①中華鍋を空焼きし (これからずっと強火)、煙が少し出てきたところで油を加える。
②油を鍋全体になじませ、底の油が溜まったところに醤油小さじ1をいれた溶き卵をいれる
↑こんな色に
③お玉で卵をひとかきし、すぐにご飯を加え鍋をあおりご飯の上に半熟卵がのっている状態にする
④お玉の背でご飯をほぐしながら、なるべく火から離さないように鍋をゆすり、ご飯一粒一粒に卵がコーティングされるよう混ぜる
⑤卵の生っぽさがなくなったら手早く塩・コショウを加える
⑥コンソメをご飯にかけよく混ぜる
⑦醤油小さじ1/2を鍋はだから回し入れる
⑧火をとめ、粉チーズを加える
⑨数回あおり皿に盛る
⑩完成!!!
3. 結果
火を止めてから粉チーズを加え、鍋の余熱で加熱する方法が香り、味が一番強調された気がする
醤油を卵にいれておいたことで味がまとまった気がした。(理由はわかりませんが…)
・正直ものすごくうまいというわけではないが、その原因は全体がぼやっとしている感じがするため、具をいれることでメリハリがつき解消されると思う
(具はなんでも合うと思いますが、しらすやキャベツ、ピーマンなど、チーズにあうものかさっぱりさた味の食材が合いそうです)
4. ちょうい足し
具をいれれば良いとはいったものの、私のようにけちって具を入れないような人には救いの手がないのでしょうか。
「もっとはっきりした味にしたい…インパクトがほしい…」
と思った結果、
ラー油です。これをいれてみました。
「うま」
ラー油は主張が強いので、数滴だけ垂らしました。こういう辛いものは、一度舌につくとしばらく辛いのでごく少量で効果がある気がします。
ラー油の辛味と粉チーズコクが強烈でスプーンが進みます。私がラー油を好きなだけという話もありますが、家にラー油を常備されている方は是非ちょい足ししてみてください!きっと美味しいはずです。
5. まとめ
粉チーズを炒飯に活かすためには、
・卵に醤油を少し混ぜておく
・火を止めたあとに粉チーズを炒飯にかけ、余熱で加熱し、2・3回ざっと混ぜる
・ラー油をかけるとパンチがある味になる
・具を入れることでチーズのくどさを緩和し、食べ飽きにくい仕上がりになりそう
という手法が良さそうです!
6. 発見したこと
卵に醤油を少し混ぜておくというのが意外とよかったです。醤油の炒飯における汎用性は高く、香り付け、卵の味付け、米の味付けを醤油で行なえそう…? と思いました。
すると、
「炒飯は醤油だけで味付けできるんじゃないか説」
が、私の中で浮上しました。近日中に試してみます!
長いこと読んでいただきありがとうございました!
次の記事は「キムチ味の炒飯」です。普通にうまいです。
関連記事:「粉チーズ炒飯 試作1 ~粉チーズをちゃんと炒飯に活かす~」
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