親子丼の卵はふわふわだと喜ばれますし、だし巻き卵は甘い味付けに人気があります。
というとこで、炒飯の卵をふわふわ触感の甘い味付けにしてみました。
最初から美味しい炒飯の期待はしてないですが、もしかすの可能性もあるので、だらだらと作ってみます。
目次
1、卵をお菓子の生地みたいにする
2、「ふわふわ甘い炒飯」レシピ
3、食べた感想
4、これからの炒飯に活かせそうな発見
このレシピを参考にしようか迷う方はレシピと感想を読んでみて下さい!
1、卵をお菓子の生地みたいにする
「ふわふわ甘い炒飯」というと、パラパラで香ばしく塩コショウの効いた炒飯にはミスマッチに思うかもしれません。
しかし、そもそも米を噛めば甘いですし、チャーシューにはみりんを漬けますし、野菜は糖分を含みます。
炒飯のコツを調べていると(知恵袋とかによく書いてる気がします)、砂糖を少量加えることで味に深みがうまれるというレシピもあるくらいです。
「甘い」という言葉に違和感はありますが、味に深みをあたえるという意味で炒飯に砂糖を加える発想は悪くないのではないでしょうか。
(いつか詳しく書くかもしれませんが、少量の砂糖を炒飯に振りかけても、そんなに違和感はないです。いれすぎはまあ駄目でしょうが、三温糖とかでコクを出すという発想は理にかなっていると思います。)
また、「ふわふわ」触感の卵については、親子丼とかだし巻き卵なんかがそうであるように、柔らかい卵は好まれます。カリカリに炒める卵よりも、トロトロ、半熟といった柔らかいイメージの方が人気があります。
現に炒飯でも、ロジカルチャーハンの記事で書いたように、弱火でじっくり火を通したり、卵に水を少し混ぜ仕上がりをだし巻き卵のように柔らかくしたりなど、柔らかさが重視されています。
そこで今回は、卵に小麦粉と水を加えることで、加熱して水分が飛んでも硬くならないようにしました。
「卵と水だけでよくね?」「小麦粉より片栗粉じゃね?」 といった意見もあるかもしれませんが、とりあえず今回はお菓子の生地のように、卵に砂糖、小麦粉、水をだまにならないように混ぜ、油をしいた表面がくっつかないように加工された鍋で、弱火で加熱します。
果たして砂糖の甘さ、小麦粉のふわふわ感は炒飯に活きるのでしょうか?
2、レシピ
——-作り方——-
材料
ご飯:0.5合
卵:1個
塩:1.2g
白コショウ:0.3g
濃い口醤油:小さじ1/2
キャノーラ油:小さじ4
水:大さじ1
砂糖:3g
小麦粉(薄力):小さじ2
手順
①卵に水を加え、泡立てないようによく溶く。
②砂糖をいれ、ザルをつかってふるったり、2回くらいに分け、だまにならないように小麦粉をいれる
③切るようによく混ぜる
④鍋(テフロン、マーブル加工とかのくっつかない鍋)に油をしき、弱火にかける
⑤先ほど仕込んでおいた卵をいれ、半熟になるまで加熱する
⑥ご飯をいれ、ヘラや玉の背で塊をほぐし卵とご飯を良く絡める
⑦鍋底全体を広げしっかり火を通す
⑨パラッとしてきたら、塩・白コショウをムラが出来ないように全体に振る
⑩鍋底にご飯のないスペースを作り、そこに醤油をいれ、軽く泡立たせ、香りを立たせる
⑪少し醤油が液体として残っている段階で全体と混ぜ合わせ、ムラなく火を通す
⑫皿に盛る
⑬完成!
3、食べた感想(良いとこも悪いとこも)
・甘さ自体はあまり違和感がなかったが、もう少し砂糖少な目でも十分甘さは分かると思う
・パラパラとはしなかったが、見栄え、触感は悪くない
・塩気はもっと強い方が食べごたえがうまれ、ご飯(お菓子、間食でない)っぽくなる
・まずくないが、食べ続けるとあきそう
・卵の触感、色はきれいだった
4、これからの炒飯に活かせそうな発見
・甘さを加えるという方向性はいいが、量をもっとシビアに計らないと効果がわからないか、不味くなる
・塩気をより強くしないと炒飯らしさがなくなる
・小麦粉、水を加えてつくる炒飯の見た目は良くなる。小麦粉は味に少し違和感があるが、ふわふわを目指す意味で、水・片栗粉・小麦粉・生クリームなどの食材は有効
→ふわふわで甘い炒飯もまずくはないが、素晴らしく美味くもないので、やるにしても小麦粉、砂糖は減らしギリギリ絶妙な量を探る
今回の炒飯は失敗でしたが、量を減らせば意外と有効な手段かとも思うので、まあいい経験になったと思います。
じばらくなんとなく作ったレシピが続いていますが、もうちょっと続きます。時間があれば是非読んでみて下さい!
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