科学的な炒飯を作る|油編「できるだけ酸化させない」

こんにちは。炒飯の歯車です。

今回の記事は、どうしたら料理を美味しく作れるのか、時間がかかってもいいからその理由が知りたい!という人向けです。時短やお手軽さはありませんが、どうしたら美味しい炒飯を作れるのかについて(今回は油について)、詳しく書いてみました。

これまで当ブログでは、4回にわたって科学的に根拠のある炒飯レシピを書いてきましたが、今回はその「油」編です。
炒飯に使う油は、どのように調理することで美味しくなるのかを考えていきたいと思います。
(今までに米編、卵編を書きました。今後は塩編→醤油編→調理編を予定しています。)

炒飯を作る上ので油の役割や、劣化の仕方、また劣化度合いを測る指標などを基に、科学的な理由が(一応)ある炒飯に適した油、またその調理法を書いていきます!


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科学的な炒飯を作る|卵編「ベストな卵選び」

こんにちは。炒飯の歯車です。
今回の記事は、科学的炒飯の卵編です。

今までに、ご飯編①、②として、炒飯に合うであろうご飯を色々な根拠をもとに選んできました。今回もその続編として、炒飯に合う卵を考えていきたいと思います。

炒飯のレシピを考えているとは思えないほど長文の記事ですが、
「なんでその食材?」「なんでこの調理?」など、色々と理由が気になる方向けに書いた記事となります。

少しでも興味がある方は読んでいただけると嬉しいです!
(結論だけ知りたい方はまとめをご覧下さい。)
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科学的炒飯|米編②「炊飯の仕方」

-前置き-
前回の記事では、「科学的に美味しい炒飯とは何か?」について、ベストなお米と水を選びました。
本記事では、米編後半ということで、”炊飯”工程について考えていきましょう。

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科学的な炒飯を作る|「ベストな米と水選び」米編①

0.前置き

前回の記事では、「科学的に美味しい炒飯とは何か?」について、美味しい炒飯の”定義”を考えました。
今回の記事では、その定義を沿って選ばれたのは、果たしてどんなお米なのか?を書いていきます。

この記事を書くにあたって、お米の性質に関する論文や記事をいくつも読み、場合によっては実際に調理しました。
それらの根拠をもとに、科学的な炒飯レシピを構成していきます。
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科学的な炒飯を作る|プロローグ編

私がこのブログに炒飯のレシピを投稿し始めてもう1年半以上もたちますが、より美味しい炒飯を作るためには、やはり科学の力が必要だと感じます
そこで、徹底的に科学的根拠のある炒飯レシピを作ってみようと思います。

具体的には、美味しさが増す化学反応と、不味さが増す化学反応が最もベストな割合となるレシピです。(焦げないで香ばしいくするため、2分以上3分間以下だけ炒める・・・など)

調理学について学び、またキッチンで実験を繰り替えしながら、科学的な炒飯レシピを考えていきます!!(本記事はプロローグみたいな内容です。)
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